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ピエンツァ                         PIENZA

 Siena県 Pienza



丘の上に佇むピエンツァの町



【ピエンツァ】としての町の歴史は約500年
周辺の町に比べると「まだ歴史が浅い」と言われるこの町は
その昔コンシニャーノ村と呼ばれ、戦略上有利なポジションのため
何度も略奪に遭い、シエナの支配下を経て
最終的にはメディチ家の支配下となりました。

1558年、時の教皇ピオ2世は、生まれ故郷のこの村を
理想都市にしようとある計画を立てます。
そして、教皇依頼のその夢の計画は
フィレンツェの彫刻家で建築家のベルナルド・ロッセリーニ
(Bernardo Rossellini)によって実現することとなりました。
こうして出来上がったピエンツアは
生まれることがあらかじめ明確に予測できた唯一の町です。
中央広場周辺
中央広場は、こじんまりとしたこの丘の上では
広場に十分な広さを取れなかったため
遠近法を使って広く見せるように
工夫がなされています。

その周囲には、ステンドグラスの
大きな窓から入る光があふれる大聖堂(Duomo)
教皇の住居であったピッコローミニ宮
(P.Piccolomini)内部には開廊に囲まれた
イタリア庭園や図書館が一般公開されています。

そして広場を取り囲むようにボルジャ宮(P.Borgia)プリオリ宮(P.Priori)が建っています。

町の南のテラスから見下ろすオルチャの谷の風景は
箱庭のようでそれは美しくその正面には
アミアータ山の雄大な眺めを見ることが出来ます。

町のメイン通りからこの眺めの良いテラスに向かう
小さな路地が3つ名前はそれぞれ
【Via amore】【Via bacio】【Via buio】

愛と言う名の道で恋に落ち
キスと言う名の道で口づけを交わし
暗闇と言う名の道でご想像にお任せします・・・
といったところ。

とくにこの愛の道と書かれた下では写真を撮る人がいっぱい
ピエンツァの隠れた名所です。

町を下った所には教皇が洗礼を受けた
ロマネスク様式の教会(Pieve di Corsignano)があります




壮大な理想都市ユートピア


教皇ピオ2世は建築家ロッセッリーノに宛てた手紙で
ベルナルド!あなたの偽りからこの素晴らしい宮殿が・・・
世界中が感嘆する教会が・・完成することができました。
と語っていたそうです。

この理想都市実現に掛かった費用は、教皇が考えていたそれを
はるか超えるもので、事前に見積もりを立てておくべきだったと後悔するも
ロッセッリ−ノに宛てたこの手紙から、
彼の仕事には大変満足していたことがうかがえます。

彼は生まれ故郷、アミアータとオルチャの間にあるこの「コブ」を
大変気に入っていて、理想都市は
ここに「愛の気持ちと素晴らしい夢から」ピエンツァとして生まれました。

3年という大変なスピードでり上げられますが、それは一部であり
町のメイン通りに沿ってある主要な建物の周りにある家などは
シエナの建築家Pietro Paolo del Porrinaによって
ロッセリーニの建築によく似た様式と材料で作られたものです。


町の一番眺めの良い場所には
彼の宮殿が建ち、眼下には
オルチャの谷と正面には雄大な
アミアータの姿が差し迫っています。

教皇はこのオルチャの谷に
敵からの防御と魚の生簀のため
(カトリックでは金曜日に魚を食べる習慣)

アミアータ山のヴィ−ヴォ・ドルチャと呼ばれる湧き水の出る所から水を運び
大きな人造湖を作る壮大な計画もありました。




アクセスの仕方

FSシエナ駅前から  :  Tra-in社のバスで約1時間
モンテプルチャーノから :  Tra-in社のバスで約20分





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